6月に入りました。いかがお過ごしでしょうか。
庭園の木々の緑がひときわ色鮮やかに目に映る季節です。雨の日も多くなり、そろそろ梅雨入りでしょうか。
こちらは庭園の梅の木。鈴なりに実がつきました。初めは青々とした梅の実が、黄から紅へと熟していくにつれて梅雨の時期が近いことを教えてくれます。
この梅の木は、今年の2月に植えられた「記念植樹」の梅の木の一部です。おかげ様で植樹をしていただいた木々は順調に育ち、会館の庭園に活気を与えてくれています。お誕生、ご結婚、周年記念など、皆様の気持ちが込められた記念プレートとともに大きく育ってくれています。
会館の日本庭園の樹木の一部は老木化が進んでおり、近年、鹿などの食害により、低木を中心に枯損が多くみられるようになりました。この記念植樹は、地域の皆様とともに日本庭園を守り育てていく庭園整備事業計画のひとつです。
桜の木も伸び伸びと元気に育ってくれており、春に花が咲くのが楽しみです。記念植樹を通じて、この先50年、100年と未来に渡り、日本庭園の魅力を多くの方々に広めるとともに、当館のご利用者様をはじめ、地域の皆様に親しみを持っていただけることを願っています。
植樹場所と植樹種のご紹介です。ご来館の際には、新しく仲間入りした樹木の成長を一緒にお楽しみください！